リフォームを検討中の方必見!『子育てグリーン住宅支援事業』
「住宅省エネ2025キャンペーン」の子育てグリーン住宅支援事業のリフォーム工事について、詳細を解説します!
子育てグリーン住宅支援事業について
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う事業です。
補助対象となる方
リフォーム工事に関しては、全ての世帯が対象で、住宅の所有者等が施工者(登録事業者*)と工事請負契約等を締結してリフォーム工事をする方が対象です。
*補助対象者に代わり、交付申請等の手続きを行い、補助金の交付を受け、交付された補助金を補助対象者に還元するものとして、事務局に登録された工事施工業者
補助対象となるリフォーム工事
必須工事 ・開口部の断熱改修
ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換
・躯体の断熱改修
外壁、屋根・天井、床(部分断熱の場合)
・エコ住宅設備の設置
太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯器、蓄電池、節水型トイレ、節湯水栓
任意工事 ・子育て対応改修
ビルトイン食洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、浴室乾燥機、宅配ボックス
キッチンセットの交換を伴う対面化改修
・防災性向上改修
外窓交換、ドア交換
・バリアフリー改修
手すりの設置、段差解消、廊下幅等の拡張、衝撃緩和の畳の設置
・エアコンの設置
空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
・リフォーム瑕疵保険等への加入
対象となる工事の基準、事務局に登録された対象製品を使用した工事が対象です。
対象となる期間
着工までに締結された工事請負契約が対象
着工日が2024年11月22日以降に工事着手し、2025年12月31日までに工事が完了する物件(予算上限に達するまで)
補助金額
・必須工事のすべてのカテゴリーを実施 上限60万円/戸
・必須工事のうち、いずれか2つのカテゴリーを実施 上限40万円/戸
1申請あたり対象となるリフォーム工事の合計補助額が5万円未満の場合は補助対象になりません。
補助金活用事例
<キッチンリフォーム+内窓を追加したリフォーム>
節湯水栓 6,000円/台
ビルトイン食洗機 25,000円/戸
掃除しやすいレンジフード 13,000円/戸
ビルトイン自動調理対応コンロ 15,000円/戸
キッチンの内窓設置(中) 13,500円/ヶ所
キッチン補助額合計 72,500円
<浴室リフォーム+内窓設置を追加したリフォーム>
高断熱浴槽 32,000円/戸
節湯水栓 6,000円/台
浴室乾燥機 23,000円/戸
手すり設置 6,000円/戸
浴室の内窓設置(中) 13,500円/ヶ所
浴室補助額合計 80,500円
<トイレリフォーム+トイレと洗面室に内窓設置を2ヶ所追加したリフォーム>
掃除しやすい節水トイレ 23,000円/台
手すり設置 6,000円/戸
トイレの内窓設置(小) 11,000円/ヶ所
洗面室の内窓設置(小) 11,000円/ヶ所
トイレ補助額合計 51,000円
さいごに
既存住宅のリフォームにおいて、省エネ改修等への支援を行う事業で、すべての世帯の方が対象です。環境にやさしく、健康で快適に過ごせる住宅の省エネをアップする工事等に補助金が出る制度です。
補助金の申請手続きや補助金の還元は、本事業に登録をした当社が行います。申請期間が、令和7年3月31日~令和7年12月31日までとなっていますが、申請期限よりも早く予算上限に達した場合は終了してしまいますので、少しでもお考えの方は、お早めにご相談ください。水まわりリフォーム+窓の断熱改修等で、補助額の合計が5万円以上になると申請が可能ですので、ぜひこの機会にご活用ください。