リフォームのポイント5つと注意点

せっかくお家のリフォームをするなら、それなりに費用も必要になってきますので、失敗したくないですよね。『リフォームして良かった!』と思えるリフォームにするには、事前にしっかりと計画し、リフォーム中や仕上がりに満足できるための押さえておきたいリフォームの基本『リフォームのポイントと注意点』について解説します。

 

 

リフォームとは?

  一般的には、老朽化した建物を建築当初の性能に戻すことです。英語の「reform」が、日本語に訳すと改善・改良という意味があります。

  壁紙(クロス)や床の張り替えなどの小規模な工事や、水まわり設備の取り替え、外壁の塗り替えなどが主な工事です。経年劣化によってマイナスの状態になった住宅を、新築時に近い状態に戻すような工事を行います。また、既存の住宅に増築したり、バリアフリー化のため手すりをつけたり、といった工事もリフォームに分類されます。

 

間取り変更のポイント

 建物の構造・工法・状況・状態により、可能なことが制限されます。一般的に木造軸組工法は自由度が高いですが、取り除ける柱・壁の見極めが重要です。リフォーム後に強度不足になってしまうことは避けなければなりません。

 

増築のポイント

 規模や立地条件などによって建築確認申請が必要になります。既存部分が、旧耐震基準の場合、耐震補強が必要とされる場合もありますので、建て替え・新築以上に計画が必要です。

 

バリアフリー仕様にするポイント

 生活動線を妨げる段差・狭さを解消するリフォームですが、要介護認定を受けているご家族がいる場合は、介護保険によるリフォーム補助が受けられるケースがあります。

 

断熱性能を高めるポイント

 低炭素社会実現に向けて、既存住宅についても住宅の断熱性能が求められています。断熱性能を高めることは、室内間の温度差によるヒートショック予防につながり、ご家族の健康面においても効果のあるリフォームです。

 

水まわりをリフォームするポイント

 水まわりの位置変更は、コスト面からすると高くなりますが、生活動線や高齢者への配慮に基づくリフォームは、生活を一変させてくれます。利便性の向上とコスト面を比較し、既存の調査をしっかり行い、細かい打ち合わせが必要です。

例えば、キッチンリフォームを行う際に、新設するキッチンの大きさと間取りが合わないことがあります。特にキッチンは、冷蔵庫・コンロ・シンクの適切な距離感を確保することが大切です。作業動線を考えた計画が必要です。間取りや寸法を採寸しなかったことで失敗が起きることがあります。

 

さいごに

 リフォームを検討する際は家族や業者とのコミュニケーションが大切です。家族みんなが快適に暮らすために家族間での話し合いをすることは大事です。

また、業者とのコミュニケーション不足で、要望通りのリフォームになっていないことがあります。要望をきちんと伝えて、コミュニケーションをとることは重要です。リフォームする際は、使い勝手を意識することが大切です。使い勝手が悪くならないように、間取りや寸法の採寸を行い、確認不足にならないようにすることがおすすめです。

仕上がりとイメージの違いが起きないために、ショールームに足を運び、実物を目で確かめることも大切です。よく計画を練って、満足のいくリフォームを実現させましょう。

池田建築ホームでは、松山市を中心にリフォームやリノベーション・平屋の新築を行っています。キッチンリフォームやトイレリフォーム、屋根リフォーム、古民家リノベーションなど是非ご相談ください。