松山市平井町 平屋建新築工事 進捗状況⑨
松山市平井町の和風平屋建新築工事の現場では、竹小舞を編んでいます。竹小舞とは、土壁の下地に使う細く裂いた竹のことで、土壁の下地を小舞といい、竹の素材を格子状に編み込んでいきます。
柱に小さな穴をあけ、割竹を横に渡し、縦に竹を交差するように組みます。40年~50年前までは一般的な工法でしたが、新建材の普及や大壁工法が主流となり、土壁職人が減り、今では大変貴重な下地工法となっています。
土を塗ると見えなくなるところですが、職人の技で、見えなくなる部分でも繊細で、透かし編みのようでとても綺麗です。竹小舞が完成すると次は土を塗っていきます。