呼吸する羊毛断熱材 ウールブレスについて④

アイティエヌジャパンさんの『ウールブレス辞典』より

ここ数日、最高気温が25℃を超え、夏日となってきました。四国地方では、6月2日頃に梅雨入りするのでは・・・と予報されていますね。そんな梅雨時期の住まいのお悩みにジメジメやカビ・ニオイなどが挙げられると思います。その対策に呼吸する羊毛断熱材ウールブレスで住まいの湿気対策ができます。

以前お伝えしていた呼吸する羊毛断熱材『ウールブレス』についての続きをお伝えします。

前回の内容  https://www.ikedahome.com/blog/b79/ ‎

調湿ウールブレスは、湿気を吸ったりはいたりしながら、周囲の湿度をコントロールします。カビやダニ・白アリが発生する環境を作らず、家の土台となる構造躯体を内部結露からまもります。

家の中で湿気が起こりやすい場所はたくさんあります。例えば、浴槽にためたお湯から水蒸気が発生する浴室、炊飯器やお湯を沸かす時に出るスチーム、部屋干しの洗濯物、押入れや下駄箱など・・・

日常生活を過ごす上で、完全に湿気を取り除くことはできません。湿気と上手につき合っていくには、素材自体に調湿性があるものを選び、湿気の逃げ道となる通気層を設けることが重要になります。
新築はもちろん、「日本の風土に合った」昔ながらの家にもリフォーム工事でウールブレスを入れることができます。適切な湿度が保たれ、構造体(土台・柱・梁)に使われている木材に結露や腐朽の被害がなければ、快適に住み続けることができます。

ウールブレスで湿気対策を行うことで、住宅の性能を永続的に維持することができ、大切な住まいを長持ちさせます。